Ji転車でGO!ならぬ 電車で GO!してきました。
JR中央線沿線から西武線沿線に越してきて早6年。この沿線上の事はまだサッパリ・・・。最近少しずつ沿線上のお散歩コースを見つけ始め、自宅の近所を探索するように沿線上も探索。楽しい時間です。
先日は芝桜の丘(羊山公園)へ行ってきました。
西武鉄道の終点・西武秩父駅下車(池袋から特急で約80分)この先秩父鉄道へ乗り換えてどんどん山へ入って行き温泉でゆっくり・・・なーんて・・・まっいつか行くとして、今回はこの駅から歩いて行かれる芝桜の丘へ芝桜を見に行きました。
その前にせっかくなので駅周辺をちょっとぶらっと・・・。その秩父鉄道の乗り換えの所とか見てこようと足を進めると『仲見世通り』がありました。浅草のパクリかぃ?大丈夫なのだろうか・・・。
朝早いからか人影もまばら・・・写真だけ写して、さてと・・・芝桜の丘へはどっちに向かえばよいのやら・・・
案内板によるとコースはふたつ。登山的なコース(近道)と山里歩きのコース(遠回り)。
私達は近道を選択。確かに坂は急で坂道の真ん中に手すりまで付いていました。距離が短かくて本当に良かった。登りきったところには『思いやりの木』という木があり、その名前になんとなくほっと和みつつ、もう少し進んだ所でやっと芝桜の丘に到着。
「お花の手入れをする為に・・・」
「管理費用として100円を・・・」
「強制では決してありませんが・・・」
「ご協力を・・・」等々聞こえてきます。
え?寄付を募ってるの?なんかよくわからないけど、とにかく入園料はどこで払うのか聞いてみました。すると・・・
「今はもう芝桜まつりが終わりましたので入園料はいただいておりません。」
との事。え?マジ!?タダでは入れるのかぁ〜〜ちょっとラッキ〜と一瞬喜んだものの、管理費用としてかるく寄付みたいなものを集めておられる様子を見ちゃった以上、さすがの私も知らんぷりして入ることは出来ず、100円(ふたりで200円)支払って入園しました。
絵葉書がいただける仕組みになっていて嬉しい。
さて、園内の第一印象は正直“狭っ”って感じでした。え?これだけ?って・・・。
私が勝手に全くの思い込みでひ〜ろびろした丘全体が芝桜で覆いつくされていて見渡せる物は全て芝桜、どこまで続いてるのかわかんなぁい。
くらいに思っていましたので何というか、こっちはココであっちはアソコで芝桜が終わってるじゃん、小ぢんまりまとまっちゃってるじゃない。
となんかそんな感想だったのです。
でも、当然の事ながら入園口は園の端っこにあります。花園の中心あたりまで進んで行くと、そこはちょうど丘のくぼみにあたり、ぐるっと360度芝桜を見上げる感じになるのです。これが予想外に見ごたえのある光景でした。
すれ違うおばさんが「下からは下の上からは上の良さがあるわねぇ」とおっしゃってたけれど、確かにその通りで、見方によっては本当に美しい景色が広がっているのでした。
ひとつひとつは小さな頼りなげな花なのに、何十万株(カタログによれば約40万株)も集まればまるで絵葉書のような・・・それに加えて花々の向こうに武甲山がそびえ立ち・・・自然の美、おそるべしです。
また、ココには9種類もの芝桜が植えられていて、近くで見ると今まで知らなかった芝桜のそれぞれの違いが楽しめて2度おいしい感じでした。
帰りは来た道を戻るのではなく、西武鉄道の終点からひとつ飯能寄りの横瀬駅まで歩く事にしました。こちらは山歩きではなくまさに山里、農園と農家と小川まで流れて・・・、往復とも20〜30分のどか〜なお散歩を楽しませていただきました。
芝桜の公園というか花園というか、各地に様々な規模であるようですが一見の価値有りだと思います。
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埼玉県秩父市羊山公園
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