「JI転車 で GO!」

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○○○○ はじめに ○○○○

荒川へ行ってきました。というか、荒川を見てきました。と言う方が正しいかもしれないけれど・・・。

◎ルートの紹介 (トータル走行距離 55.3Km)
自宅→彩の森入間公園→入間市駅→豊水橋→入間川自転車道スタート地点→入間川自転車道ゴール地点(入間大橋)→福田(254号線)[昼食]→川越市役所→川越駅(マインで買物)→今福→堀兼→富士見二丁目→北入曽→入曽→南小学校→自宅


荒川と言うと金八先生のロケでも有名です。一度自転車で行ってみたいと思っていました。

国分寺に住んでいた頃、多摩川サイクリングロードへは何度か走りに行っていたし、なによりそこをぐんぐん海へ下って羽田空港まで行ったりした事もあって、ちょっと大きな川=サイクリングロードという感覚になっていて、先日の入間川サイクリングロードの発見は「うん、ヨシヨシ」って気分でした。
この時、その入間川は荒川水系の河川だという事を知りました。(入間川は荒川の支川では、延長・流域面積ともに最大の川なのだそうです。)
そっか・・・荒川につながってるのか、入間川の終点は荒川なんだ・・・。

これはぜひ荒川を見に行かなくちゃ。なぜかそう思ったのです。

この日いかにも春らしいお天気でした。暑くも無く寒くも無く、爽やかなそよ風、なんと翌日からの予報は雨。これは行くしかありません。

入間川の終点を見に行くサイクリング。つまり入間川サイクリングロードの終点です。せっかくだから始点も見たい。始点から終点まで走りたい。

地図で調べ始点は豊水橋とわかりました。家からこの橋まで約30~40分。意外と時間がかかったという印象でしたが、時間はまだ朝の8:25、お天気サイコ~気分サイコ~終点(荒川)まで走れるかなぁ~、ワクワクしながらペタルを踏んでLet's Go!

豊水橋の歴史

「豊水橋付近には、江戸時代から渡し場(根岸の渡し)があり、八王子千人同心の火の番役、物資の流通、山岳信仰の人々が往来する重要なところでした。また、大正時代頃まで名栗方面から産出する西川材の筏流しも行われていました。大正4年(1915)に豊岡町にも武蔵野鉄道(現西武鉄道)が通り、駅ができると豊岡町・水富村は橋の架設に寄付を募り、県に請願し全長166間(300m)の木橋が大正9年7月に完成し、2代目豊水橋ができるまで10余年みんなの役に立ちました。」(平成16年3月)

入間川標識
自転車道スタート地点

そこから約1時間、先日小江戸川越へ行った時に市街地へ行く為に川を出た初雁橋。さらに30分ほど走った所で『荒川まで15㎞』の表示。おっこりゃ楽に行けそう、イイゾ、イイゾ~。

このあたりから河川敷の工事とやらで、所々通行止め。横へそれたり又戻ったり、ちょっとモタモタしつつも菜の花畑みたいな中を通ったり、眼下に田畑が広かってのどかぁ~な所を通ったり、いやぁ~イイ感じ。

ラジコンサーキット場(Speed Way Pal)を見つけた時は、昔ラジコンとかミニ4駆流行ったよね~まだやってる人いるんだぁ。なんて失礼な事考えちゃいました。

道沿いの菜の花
ラジコンサーキット場

・・・そんなこんな眺めつつのんびりペタルを踏みつつ・・・ちょっと待てよ・・・なんか違うぞ・・・そう、川が全然見えないのです。元々そうなのか工事中だからなのか、川を見下ろせる堤防の外側をずっと走る格好で川の内側は全く見えず。つまり水見えず。
せっかくの入間川サイクリングロードなのに川見れずってどうなの・・・。

まっ、そんなこんな言ってるうちにとうとうやりました。終点の入間大橋に到着です。家を出て約2時間30分、意外とあっけなく気持ちよくサイクリングしているうちに到着した。という感じでした。この調子だと海まで行けちゃうよ~って気分でしたがココから海までは50㎞、家からココまでの距離や帰り道の事も考えると冗談抜きで日帰りでは無理・・・。

この橋は入間川と荒川の両方をまたぐ大きな橋で真ん中で写真を写しました。大きな川が大きな川と合流。どうなってるんだろうと興味津々だったので実際目の当たりにしちょっと感動。

名前の看板も入間川側は入間川の表示、反対側は荒川の表示になっていて効率的というかなんとなく経費節減的な感じ。

両川の間は両方の川の堤防が1本になって、その境界に設けた堤防のことを「背割堤」と言うらしいです。その背割堤の両側は河川敷になっていてモーターバイクのオフロードコースがあるようです。入間川側からは荒川側の河川敷は見えないくらいとにかく広い。

河童の石像
入間橋
入間大橋
入間大橋
入間大橋
自転車道ゴール地点

名残惜しいけれど帰りの事を考えると、あまりここで体力を使う事は避けた方が良いので川原には下りずそのままUターン。
帰りは前回のサイクリングの時と同様川越市街経由でいこう、そこまではこのサイクリングロードを戻ることにしました。

途中おいしいお蕎麦屋さんを発見しお腹も満足。川越市役所、本川越駅(西武新宿線)、川越駅(JR川越線)を経由して無事帰宅。

遠いだろうという事はわかっていました。相当疲れるだろうと・・・。帰宅直後なぜかドーーーンと覚悟以上に疲れてしまい、しばらく動けませんでした。サイクリングでこんなに疲れたのは珍しい。

とはいえ、本当に気持ちの良いサイクリングでした。出来る事なら荒川下って海まで行きたいわぁ~。

川越市役所
お蕎麦屋さん

国土交通省 関東地方整備局 荒川下流河川事務所

荒川 (関東)

入間川 (埼玉県)