１９６８年４月 金沢特別公演後 
著者：浦野 聚治○○○○ ○○○○
1968年４月、金沢特別公演後、暫くして北村会長より大阪公演の話があり嬉しかった。
会場は大阪毎日新聞大ホールで、今では考えられない待遇です地元のアマチュアバンドの演奏の後、金沢（3～５曲）後、富山の特別バンド、ザ・ツオンズの出番である。
目の前に緞帳がある、初めてであり、考えられない、ましてリハなしで演奏本番、イントロはピートルズのＭｒムーンライト、プリーズ・プリーズミー、テルミー、プリーズＭｒ．ポストマン､ノーウェアマン､等その他約40分～50分最後テリーのテーマ、つないでシーラブズユゥ（ピートルズ）で終わった。
この日の演奏は本当に今も鮮明に覚えている、ボーカルゆたかの出だしで鍛帳がゆっくりと上がりスポットが、観客が、よく見えた終演は演奏しながら幕がゆっくり下がる、自分では一番冷静にミスもなく出来たし、なによりも楽しかった、達成感があった！！
その後、本番が当時大人気のザ・ピレッジシンガーズ（バラ色の雲・亜麻色の髪の乙女、ザ・ダーツケメ子の歌演奏は約２時間ほどだった）
興奮さめやらずの大阪公演であり無我夢中でしたその後、思わぬハプニングに出くわした。
楽屋を出るとき自分達のところに女性フアン、約１００人ほどが待っていて身動きできないほどで弱った帰りの列車の時間が迫って来ていて時間が時間がと大阪駅へと大変だった。
１９６８．７月～９月特に夏休み、各地で日曜日、夜、演奏した記憶？がある。
夏休み、新潟県能町へ前夜出発明け方到着で北村久、夜明け前防波堤に釣りに行き大波に逢い波に呑まれ危険な目に逢った新潟県、能生町の中学校の体育館で３００人ほどで演奏会。
1968年８月８日、高岡御旅屋通り大和前特設舞台にて演奏、約700～800人ほどの人達で身動きが出来ないほど、とにかく暑かった。
まさかのギャラが出ましたが皆で相談の結果、社会福祉事業資金として高岡まこと銀行に寄付をしました（議録証あり）なかなか！！
その後・裏道りのいつもの巴屋で餃子チャーハンラーメンだったかな？
又、ＫＮＢラジオの、生出演１時間番組も企画出演しました。２トラック生テープあり！北村からの桐の木町でデイスコバーの出演依頼（キタムラ紹介一応保障付き）であったがギャラは入らずなんか雲行きが怪しい店でもあり２か月ほどでやめた。（ムスタング）
その後プロオーデションの話が持ち上がり皆で話合い結局、各自仕本や家庭の事情もあり最後までアマチュアで終わろうと決定し年末にキタムラ紹介で富山日本生命ビル大ホールにてパーティ演奏会、とにかく寒かった記憶がある。これを期に解散の方向へと進んだ。
まだ記憶忘れの事があるね補充しなきゃ２０代の青春だもの貴重なんだ！！
改めてプロの前座を紹介
1.ブルーコメツツ(高岡市民会館・定員1613人)
2.タイガース(高岡市民会館・定員1613人)
3.寺内たけし＆バニーズ(福野公会堂、元映画館800人)
4.ザ・ビレッジ・シンガーズ(大阪毎日新聞ホール・定員1850人)
5.ザ・ダーツ(大阪毎日新聞ホール・定員1850人)
6.金沢公演ゲスト出演(旧北国新聞大ホール・定員不明)
