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団塊世代
 
★とーちゃん独立開業ストーリー 番外編

・・・・高度成長期に育った番頭ちゃんから見た『団塊の世代』・・・・
   「だーりんは外国人」と言う本は話題になって久しいけれど、我が家の場合は「だーりんは団塊の世代」
  そもそも団塊の世代ってなんなのだ・・・?
とりあえず、「何でも聞いたら教えてやる蔵君(つまり、インターネット)」に聞いてみた。
  先ずは「Google」で検索
団塊の世代 の検索結果 約 1,540,000 件
  お次「Yahoo!」で検索
団塊の世代 で検索した結果 1〜10件目 / 約,150,000件
 どちらも“約”なんてついて恐ろしいほどの数がヒット・・・何から見ていっていいのかわからないので
『出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』を読んでみた。
 <定義>があった!!コレには驚き。もうヒット数といい、はぁ〜?である。
この定義にはいくつかあって、一番多いの解釈は、1947年〜1949年の3年間に生まれた世代を指すらしい。ほぉ〜なぁるほど〜。 他にもいくつか説があるようだが、私のダーリンはこの真っ只中1948年生まれなので他説についてはこの際どうでもいい。
  続いて 特徴>急激な人口増加で同世代の競争が激しく、青年期を迎える頃には他の世代に比べ自己主張が激しくなったとされる。 これって、後付じゃない?と突っ込みたいが、我ダーリン、事あるごとに『自分達は競争ばかりさせられ今に至る』みたいなことを言うので間違いなさそうだ。第一ダーリンに自己を主張させると誰にも負けない。・・・と私は思っている。
熱く語りだすと止まらない。誰も入り込めない。これは見事に娘に受け継がれている。
 団塊の世代のことは、現在ありとあらゆるところで話題に上っている。団塊の方々(以下団塊さん)が定年退職を迎えるピークに当たる2007年の事は『2007年問題』とまで言われて・・・・。 テレビ・雑誌では特番も組まれたり、出版物も数知れず。
企業もこの団塊さんをターゲットに売れ売れ買え買え大作戦。
  これらを横目で見ていると、決して明るく元気の出る内容ばかりではない事に気付く。 元気出させようとして、実は見終わった後凹む・・・みたいな。
 他の世代の方々はもとより、団塊さん達もこの『団塊の世代』の事あまり良くは言わない。目の前のダーリンも例に漏れず、自分が生まれ育った時代(環境)を良くは言わない。 もちろん自分自身の家庭環境やご近所付き合い、また友人知人達とのお付き合いにおいて、彼は幸せに過ごしてきた事に心から感謝している。・・・はず・・・たぶん。
 それにしても一番気の毒なのは、この団塊さん達の親御さん達ではないだろうか?思春期・青年期(女性は最も美しい時期)に戦争時代を過ごし、戦後の混乱期惨めな中で自分達の事は全て犠牲にしての子育て(この頃の赤ちゃんがまさに団塊さんだ)・・・。
もちろん惨めな気持ちに光を差し込んでくれたのが他でもないこの赤ちゃん達(つまり団塊さん達)だったのだろうが・・・。もしかしたら、この方々を救うべく『惨めになってる暇なんかないよ!ほらっ!子育て子育て!!』ってオシリたたくためにこの団塊さん達生まれてきたのかしら?
  ダーリンの両親(義父母)にダーリンの思い出話を聞いていると、いろんな意味で必死感が伝わってきて、ジーンと込上げるものがあったっけ。

あとがき
ダーリンは生まれてモノゴゴロ付いてからづーっと競争・競争・競争を繰り広げてきた、このままではリタイア期(定年前後)にまた競争・競争そんな事はもうたくさんだ。というわけで、2007年に3年を残す2004年末独立開業。
現在同世代の団塊さん達との競争から解放され、活き活きと仕事をしている。・・・私が見る限り・・・。
あとがきの後で・・・
  団塊さん達との競争から解放され、活き活きノビノビできてると思っていたが・・・どうも・・・そうではないらしい・・・
  Aちゃんの言うのには「最近パパ衝動買いするよぉ、ストレスじゃん?」
そっかぁ。散々競争競争で生きてきたので、この競争から開放されたらそれがストレスになっちゃったかぁ・・・。

終わり。

 
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