○○○○ はじめに ○○○○
かねてから100Kmサイクリングを達成させたい店主。飛行機を見たい番頭。いったい何Kmまで走れるのか、飛行機なんて本当に見られるのか、不安と期待で胸膨らませふたりは羽田へ向かいました。羽田まで走ると、所々一般道と一緒のところもありますが、
なかなか良い運動になる一日がかりのサイクリングとなりました。(AM7:00出発)。
◎ルートの紹介 (トータル走行距離 88.5Km)
自宅→西国分寺→黒がね公園→府中街道→府中市民球場→是政→多摩川サイクリングロード→稲城大橋→調布市(多摩川原橋)→京王閣競輪場→京王相模原線→多摩水道橋→小田急小田原線→警視庁交通安全指導センター→東名高速道路→新二子橋→二子橋→東急田園都市線→第三京浜多摩川橋→東急東横線→丸子橋→東海道新幹線→JR横須賀線→ガス橋→多摩川大橋(国道一号線)→JR京浜東北線→JR東海道線→京浜急行本線→六郷橋→大師橋→首都高速横羽線→弁天橋→羽田東急ホテル→羽田空港トンネル→東京モノレール(新整備場駅)→ビッグバード
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家から8.5Kmで多摩川です。目的地はもちろん羽田ですがそれがムリでもこの多摩川の終点、つまり海までは行きたいね。それもダメでも田園調布は見てみようか・・・。と店主は100Kmは無理でもしょうがないか・・・と思ってくれているようでした。
私は飛行機が見られればいい!。海まで行けば小さくても発着するところが見られるだろう・・・、店主には申しわけないが100Kmはあきらめてちょうだい。という気分でした。 |
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以前走ったことのあるところをとっくに通り越し、「帰れるのかな?」「大丈夫かな?」と自分に問いつつペダルを踏む番頭です。 |
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家から約3時間、「田園調布」の標示。ちょっとウキウキ・・・。でもくたびれた・・・、複雑です。 |
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暑いとはいえ、まだ5月初旬、川べりをふく風はとても涼しくて気持ちのよいサイクリングです。
チョット自転車を止めて見知らぬ公園(多摩川台公園‥亀甲山古墳古墳の資料館もあります)でプチ休憩!。 |
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ふと見ると[海まで12Km]、「すごいところまで来たね」と感慨にふけりつつ「それにしても点でもいい、飛行機が見えないもんかなぁ、見えてくれれば勇気も湧いてくるのになぁ」と店主に声をかけました。すると、「海まで行っても飛行機見えるかなぁ〜?」と言うではありませんか。私はショックでした。「もう行ってもしょうがない帰ろう!」と自転車をUターンさせかけた時、店主は「せっかくここまで来たのだからせめて海までは行こうよ!」「とりあえず、ちょっと座って休憩しよう、腹もへったし・・・」と、この”腹もへったし何か食べよう”の言葉に番頭はしっかりつられ、ひとまず多摩川の堤防を下りることにしました。 |
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10時30分、何と家を出てから3時間30分、よく走った〜。店主が買ったビールをひと口もらって「・・・うんめ〜」と一息ついて腹ごしらえ。約1時間の休憩の後、多摩川の終点の海を目指して残り12Kmを走ることにしました。
多摩川を下りた時には気づかなかったのですが、休憩を終え店を出るとなんと[大田区本羽田○丁目]の文字!!。「えっ?もう羽田!?」。店主が「何だか勇気の湧く字だ!」と言いました、本当だ!。帰るだの、海まで行くだの言っている間に世田谷区を出て大田区に入り、もう羽田まで目と鼻の先に来ていたようです。しかも多摩川へ戻ったとき、私たちふたりの鼻先になんと潮のかおり!!。お腹は一杯、本羽田の文字、そしてこのかおり・・・。もう海なんじゃん♪。はっきり言って番頭はルンルン気分でした。泣いたカラスがもう笑った、まったくもって番頭は現金なオンナです。 |
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川幅も広く、流れもゆるやか・・・、確かに河口近くという感じ。川べりには舟も止まっています。
向こうを見ると、「!!!あっ!飛行機です! ヤッター!!」遠くですが、たしかに離陸直後と思われる飛行機が飛んでいます。感激!!。 |
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もっと感激したのは[穴守稲荷神社の鳥居]です。羽田空港の中にあり、以前ニュースにもとりあげられた、あの鳥居が目の前に現われたのです。(写真左) |
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何と[海ほたる]も見える!!。(実はこれは、東京湾アクアラインの「風の塔」だと判りました)。(写真右) |