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 第50号(2003.07.30)

★おかぁさん、がんばる♪


日、近所に買い物に出かけ、いつものように自転車置き場に自転車を止めた。ん?ピーピー声がする・・・。見上げると、あっ!?ツバメの巣がある!ずい分大きくなったヒナたちが巣のふちにあごを乗せ、まるでママの来るのを退屈そうに待っている。そんな感じに見えて、とてもかわいかった。
頭の毛もまばらでふぁっふぁっ、生後間もない赤ちゃんを思わせる。しばらく見入ってしまった。この間親鳥が2回ほど餌を運んできた。名残惜しかったけれど、家でも子どもが私の帰り(お昼ご飯)を待っている。さっさと買い物を済ませ家路についた。
の日、カメラを持って同じ場所に行った。親鳥が餌を食べさせるところも撮影成功♪と喜んでいたら、なんとその親鳥子どもの横に止まったまま飛び立とうとしなくなった。私がフラッシュなんか光らせてパチパチ写真を写したものだから、警戒しちゃったのかもしれない。カメラ撮影をやめ少し離れて様子を見ていたら、別の親鳥が餌を運んできた!父母か!?立派だ!夫婦で協力し合って子育てをしている。 
心していたら、通りかかったご婦人が「あら・・・」と雛鳥を眺め私とふたりして、ツバメの様子を見ながら何気ない会話をしていたが、ふと、休んでいる親鳥に向かって「どうしたの?疲れちゃった?」といって微笑んだ。「毎日毎日、何度も何度も餌を運ぶのね〜大変だわね子育ては・・・」とおっしゃった。
うなのだ、子育てってこうして毎日毎日ほぼ同じ事を繰り返し繰り返し、疲れても少し休んでまた繰り返す。その間、子どもは確実に成長する。それが励みとなりまたがんばる。ツバメのおかぁさんがんばれ!私もがんばる♪

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