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 第42号(2003.02.11)

★本、大好き!


は基本的に図書・本というものは買わない。図書館で借りる。無いものはリクエストをして揃えていただく。(その図書館に無くても都下の図書館から借りて下さる。)ただし、子どもが欲しがる本についてはたいてい買う。本というのは読みたい時が読み時で、そばにあると手にとって見ることもあり、この本から学ぶ事は多種多様。その読みたい時がいつ訪れるか、そんなものわかるわけが無い。だから子どものそばにはいつも本、という環境においてやりたいと思う。
ただ・・・本は高い。ハードカバーの本など4桁・・・。買ってやりたいけど、本当に読むかしら?とつい考えてしまう。私も読みたかったものなら買いもするが、興味の湧かない内容だとつい腰が引ける。
先日、息子がビデオで見た「指輪物語」"The Lord of the Rings"の続きを本で読みたいという。これは即買いに行こう!読みたい時がきたのだ。それを聞いていた娘も初めから読みたい、という。よしよし、買い時買い時♪ところが先にも言ったように決して安くない。たしか2000円くらいするはずだから2冊で4000円か・・・でも、背に腹は帰られない。

本屋さんに行って驚いた!なんと文庫になってる!1冊700円♪やっだ〜早く言ってよ〜♪この物語は全9巻。とりあえず息子が欲しがったビデオの続きの「二つの塔:上1・2」と「二つの塔:下」を買った。(そういえばいつだったか買った「ハリー・ポッター」は文庫になってないのかしら?)娘が欲しがった第1巻「旅の仲間:上1・2」は後日購入。

嬉しいなぁ。予算の中で買えたので自分の本も買おう!1時間くらい本屋さんをウロウロ・・・。見つけた!おもしろい本だ!

ミニ文庫:縦11.2p/横8.8pのかわいいもの、なんと200円!思わず笑いが出た。お料理本から雑学物、興味がそそられる物からそうでもない物、色々手にとって見た。お?太宰治 「走れメロス」だ。我が家には文学の本というものがほとんど無い。恥ずかしながら、皆無に近い。私は何度もこの日本文学なるものを読みかけては挫折している。(現在娘が夏目漱石「こころ」読んでます。なぜか同時進行で「ピーター・パン2 」も読んでいます。)この「走れメロス」はあまりにも有名、教科書でも読んだ。これなら読破できそう♪しかも200円!迷わず買った。

ONCE UPON A TIME IN JAPAN(日本昔ばなし):これは普通の文庫760円。実はこれこそ時間がかかりそうな一冊。全文英語(笑)以前から英語の物語を読んでみたいと思っていた。誤解を恐れず書くと、私は英語がわからない。わからないからこそ辞書を片手に勉強!では無く同じ辞書を片手にするなら物語を読みたいと思ったのだ。でも、知らないお話をわからない言葉で書かれていて楽しいわけは無い。そこで、この本なのだが「金太郎」「竹取物語」「舌切り雀」等々馴染み深いお話だらけ♪パラパラと見たが、なかなかいける。

余談だが英語の本といえば先日主人が「DORAEMON Gadget Cat From the Future」を買ってきてくれた。日本語と英語が両方書かれたバイリンガル漫画本。これもすごくおもしろい。今は息子が時々見ている。学校もこういうのを素材に英語の授業をしてくださらないかなぁ。
というわけで、この日のお買い上げは
「指輪物語」3冊 700円×3冊=2,100円
「走れメロス」 200円
「日本昔ばなし」 760円
合計    5冊も買って 3,060円
嬉しい買い物だ♪本はいいなぁ〜だ〜い好き!

の学校では朝10分間読書をしている。息子の学校でもやってくださらないかなぁ。本嫌いな子どもさんにはちょっと苦痛かもしれない。でも、何も難しい文学や小説ばかりが本じゃない。図鑑だってエッセイだって何でもいい、(地図だってかなりおもしろい)眺めているだけでもいい。もしかすると友達同士、興味が湧きそうな本の情報交換ができるかもしれない。

偉そうに言っている私、実は子どもの頃本なんか大嫌いでした(笑)

この項終わり


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