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 第37号(2003.01.05)



★パソコンパワーアップ大作戦 (番頭の番頭による番頭的考察!?)


が家のパソコン(PC)は店主が3年半前に作ったものである。
12月の中旬頃、我が家のパソコンの調子が悪くなり、一からWindowsをインストールしなおし元に戻した。
(詳しくは二人三脚 第34号をご覧ください)
しかし、ハードウェアは2世代前のままだという。そこで、店主は年末調整で戻ってきた金額の範囲内でのグレードアップを考えたのである。結果、マザーボード・CPU・メモリ、さらに電源までを取り替えることとなった。

はこのマザーボードというのを聞くとどうも「ママ」「妻」というイメージが湧いてしまい、古いマザーボード=古女房、新しいマザーボード=新妻という気がしてならない。そこにつながれているハードディスク(HD)は子供、マザーボードとHDの相性が良くないとパソコンはちゃんと動いてくれない。奥さんと子供は仲良しだとお家は安泰・・、そういう話がつい思い浮かんでしまうのだ。
今回はCPU・メモリというパソコンの心臓部も新しくなるというのだから、新妻は力強い側近を連れてきたという感じ。もう百人力だろう、さっさとつなげて年末には快適・快速マシンに生まれ変わる。とばかり思っていたのだ、ところがであるサクサクどころか、店主の思い通りに仕事をしない。ハードディスクの中身を再び初期化し、それぞれのつなぎ方も工夫し、Windowsのサービスパックも当て、これほど新妻に気を使っているのに・・・。「あっ、古女房の置き土産があった」色々な部品を新しくしたのに店主のハードディスクは前のままであったのだ(ちなみに私のハードディスクは前回新しくしている)。とうとうこのハードディスクも買い換えられ、現在新妻は若くて元気な子供たちや側近とガンガン仕事をこなしている。

古女房と子供たちです、長い間ありがとう。 新妻が取り付けられたところ。
古女房が置いていった古いハードディスク。 あたらしいパーツ類
わたしはこうしてパソコンの中身が剥き出しになると「修してしているの」「壊しているの」と聞きたくなる。

ソコンのことがまるで分かってない私がこんなふうに例え話をしていると、とても詳しい店主はしばらく考えてから「う〜ん、多分ものすごく速く走れるスプリンターと靴の関係に似ているかな・・・、走る人間はものすごく能力があるのに、いざスタートしたら靴が合っていない。しかも、右足と左足の靴のサイズも違う、これじゃ良い記録なんてでないものね。」マザーボードがスプリンター、ユニフォームや肉体がCPUやメモリ、とにかく完璧なのだ。ところが、肝心の靴の右は店主のハードディスク、左は私のハードディスク、靴のデザインもサイズも全然違う、おまけにボロ。な〜るほど、そういうことか・・・。
感心している私に彼はもうひとつ言った、「これって二人三脚?」。
ギクッ痛いところをつくなァ、子離れの話、ネタ切れなんだってば・・・。

この項終わり


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