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二人三脚 第27号(2002.8.1)  


★ざこね(【雑魚寝・雑居寝】と書くらしい)

現在我が家は、家族全員いわゆる居間(夜はめおとが寝ている部屋)で“ざこね”をしている。
もちろん子ども達には、それぞれの部屋に手足をゆっくり伸ばしても、お釣りがくるほど(かどうかは知らないが)ゆったりとした「寝床」がある。(ただのベッドだが・・・)

ところが、暑いのだ!暑い事に比較的強い娘のベッドは、かわいそうな事に我が家で1番暑いだろうと思われる場所にある。(さすがの彼女も、バテバテだ)
息子は、めちゃくちゃ暑がりで、同じ暑がりの主人よりも早くから扇風機を使っていた。(何しろ早くから自分の寝床より、この私たちめおとの寝床の方が涼しいと気付き、時々一緒に寝ていたのだから・・・。)

ある暑い夜、寝苦しい主人は思わずエアコンのスイッチを入れた。私たちめおとの寝ようとしていた部屋ではあるものの、そこは居間である。当然のごとく子ども達がやってきた。敷いてあった布団にゴロンと横になり、朝まで寝てしまった。

今では、エアコンをつけていなくても自分達の寝床より涼しい私たちの寝床に、自分達の枕とタオルケットを持ってきて、すっかり居付いてしまっている。

夕食後お風呂に入り、居間でテレビを見た後もそのまま残っておしゃべりが続く。いわゆる寝るまでしゃべり続ける。

随分と大きくなっている子ども達の手や足が「わっ!こんな所まで伸びるのか?」「頭に当たった」「蹴った」「寝てると思って触ったら・・・起きてた〜」とにぎやかな事である。
私はもう眠くて、眠くて、彼らの声がすっかり子守唄。

思春期の子ども達が親達と一緒に寝る。という事には色々なお考えもおありだろう。でも、子だくさんだった昔や、今でも各子どもに部屋を与えておられない方々だって、決して少なくは無いと思う。

どうせ涼しい秋がきたら、又自分達の「寝床」に帰ってしまうのだ。それまでの間、しばらくはにぎやかで心地よい子守唄を、心行くまであじわおう。
あっ・・・どうしよう、とうとう我が家の寝室事情まで公表してしまった・・・。良いのだろうか・・・。主人の会社の方々、娘の友人(もしかしたら担任までも)読んで下さってるかもしれないのになぁ〜。しょうがないオフレコで・・・って無理だろ(爆)
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