ドタバタ通信 第12号(1990・11・01)

   ★秋の2大セレモニー

その1  9月19日 園外保育 早い話が遠足 -よみうりランド-
春は親も同伴でした。秋からは各クラス3人の役員さんが先生のお手伝いでついて行くだけ、全部子供だけです。もう心配しなくちゃソンとばかりシートを敷かせる・たたませる、もちろんそれをリュックにいれさせる。水筒はうまく開閉できるか?。一通りやらせておいて、まっ何とかなるか だって・・・ 自分で アホかと思ってしまって 苦笑・・・ もちろん帰って来た娘は楽しそうに おみやげ話を聞かせてくれました。そうなんだよ 心配なーんて全然いらないんだよねぇー わかってるわかってるンだれど つい色々考えちゃうんだ・・・ −母
−ドタ− よみうりランドの、水族館ではラッコちゃんとアシカショーと見てきました。帰りのバスで昼寝もしました。とっても楽しかったですょっ。 ― 娘
お姉ちゃんはお母さんとちがって とってもしっかりしている子 お母さんは お姉ちゃんが心配ダというけどお母さんのほうが心配ダ きのうなんか 幼稚園の給食の献立表に”カレー”と”プリン”って書いてあったのにお箸を持たせて そのくせ「お姉ちゃんプリン あんまり好きじゃないからなぁ・・・ ゼリーだったらよかったのに・・・」って ボクに話してた。 そこまで言っててどうしてるよ ったくッ ンでやっとお姉ちゃんが 帰ってきて給食の話になって お箸でカレーを食べた プリンもお箸で ガンバッテ食べた という 言葉が出て そこでやっとドキリとしたお母さん 必死にごめんね ごめんねってあやまってたけど かわいそうなおねえちゃん・・・ − 将
ぐっ ごめんね 言いわけは 口ごたえ… なにも言うまい・・・ − 母

その2 10月10日 運動会
朝 ムムッ雨か!? と思わせる ャーな空・・・ ところが ちょーど 始まった頃から少しずつ青空がのぞき そのうち暑いくらいの良い天気。去年、お客さんとしてフーセン取りゲームに出た娘は「早く玉入れとか おゆうぎしたいなぁ〜」な〜んてブツブツいってましたっけ イヨイヨ今年は玉入れ、かれっこ、おゆうぎ そして親子競技と存分に楽しんでおりました。私もお母さん競技というのに参加して 本当に楽しい一日でした。 − 母
− バタ − 去年お姉ちゃんが出たフーセンとりゲームに出るはずだったボクはネンネしてしまって残念ながら実力を発揮することはできなかった。来年はぜひ参加してお姉ちゃんをアッといわせるぜ − 息子
ただ、ズラッと横に並べてあるお菓子付きフーセンを子供達がドドッーと走って取るだけのゲームに実力なんて言葉・・・まっいいか・・・ ― 娘 −

   ★1歳6ヶ月健診

(将大君は只今1才9ヶ月ホンノ3ヶ月ほど前の話でございます・・・)
少々古い話で恐縮ですが 8月 集団検診に行ってきました。久々に測った 体重11.9Kg 身長84.9Cm(ちなみに 1才9ヶ月の現在 体重12.5Kg 身長85.5Cm)内科健診・歯科検診共にフリーパスの将大君。私もこれは当然とドカーンとかまえておりました がしかしなってたって娘は1才6ヶ月で2語文 2才前には3語文をはなしておりましたので 今だに くつも なぜか牛乳も”パーッ パーッ パッふ ブッブー(車) カンカンカン(電車) ワンワン チュンチュン マンマ パン これはよしとして あれほど毎日お世話になっている オッパイが つい最近までマンマ やっとマンマとの区別がついたと思ったら”パパ”だって父親の”パパ”とオッパイの”パパ” 本人は ちがって使っているのでしょーけど 聞いているこっちは同じに聞こえるわけで ゥー ナサケナイ・・・ 母親の私のことも 娘が1才6ヶ月の時には「おかーちゃん」 それに対して息子は”チャーチャン”とも”ダーチャン”ともつかない 無理して聞いて あ かーちゃんのことか・・・ それも 娘が「おかーさんッ」と呼んでるのを聞いてまねっこしてるにすぎない。こりゃ保健婦さんから 注意を受けるかもねェ〜 と思っていたら「このお子さん(息子のコト)は表情が素晴らしいですねェ〜、うまく育っているのですね。今までせっかくうまく育ってきているのだからこれからも上手に育ててあげてくださいね」という有り難いお言葉。何よりのお言葉に ホッとして ドキリとした私です − 母

   ★秋といえば パパ 42歳 おめでとゥッ

10月5日 パパは42歳になりました。後厄というヤツ。去年の本厄の年は息子が生まれたことで厄払いになった(のかどうか・・・)大きなケガも病気もなく 本人はどう思っているか知らないが 私はそれなりに おだやかな平成元年でありました。さてさて今年 そして 来年の10月5日まで 私の見たところ本人は私の想像以上に気にしている様子 彼らしいようならしくないような・・・よーし いっちょ 厄ばらいに 足をはこぶとすっか! − 母
− ドタ − 5日はパパのお仕事の日だったので6日の土曜日にパーティをしました。 幼稚園からかえって折り紙で飾りつけをしたり 絵をかいたり、お母さんは クリスマスパーティみたいって笑っていたけどパーティにはちがいない! おやつの時間にはお母さんの焼いたお菓子でおめでとうをいって夕食の時はお母さんの心づくしのお料理でお祝いをしました パパ ほんとうにおめでとう − 娘
お姉ちゃんからもらった折り紙でボクもおかざり作ったんだよ。ただハサミで切っただけのものだれど ちゃーんとかざったんだ − 息子

   ★お母さんがカットチャン


東京に来て3年6ヶ月 ずーっと長かった髪をバッサリ切りました。たぶん4年ぶりくらいだと思います。久しぶりのショートヘア、ても東京でのお友達は初めて見る私の髪に 失恋か!?な〜んて ユニークなことを言ってくれたりして・・・。それにしても 長い時に比べパカらしいくらい 洗うのも とくのも 楽チン楽チン − 母
− バタ − お母さん ちがうヒトみたいになっちゃったんだよ。 ちょっと びっくりしちゃった・・・ −−娘
「お母さんのイメージチェンジで 息子さん 何ともなかったですか? 私は 息子に泣かれました」といって心配してくれたおばちゃんがいた だれど ボクはだいじょうぶ 髪が長くても 短くても お母さんは お母さんサッ − 息子
結局 なーんにも わかってないだけちゃうんかっ ― はしめてのパパ

   ★予防接種 MMR AND ポリオ

ちっくん MMR
新しい予防接種 MMR(はしか・おたふくかぜ・風疹の三種混合)実は東京都国分寺市で以前この予防接種後髄膜炎になった子供がいて それ以来 市ではMMRをすすめない方向でいるそうで わたしも はしかだけ とりあえず受けておくか・・・ な〜んて思っていました。 ところが1才6ヶ月健診で小児科の先生にMMRを摂取したら 髄膜炎になったわけではないし 三種混合にしたからとか おたふくのワクチンだけ別にすれば髄膜炎にならないというものでもない どういう条件の元であれ2千人に1人という割合でぐ〜ンと上がり2.4%が併発 それ以外に脳炎・聴力障害・男子の場合睾丸炎 まれに死亡する・・・という話を 聞かされ 当然ごとく接種を決心。
9月6日 気の変わらないうちに ちっくんしてきました。
接種してくださった先生も「むしろこわいのは はしかのワクチンで1週間から10日後 はしかを発病するかもしれないので発熱・発疹に注意してあげてください」とおっしゃった。
お話のとおり 10日後 37度5分の微熱とお腹にほんの少し発疹がでたけれど どちらも1日で終わり おたふくの症状はなし 案ずるより産むが安しのMMRでした。
もし うけようかなぁ でも コワイかなぁ・・・と いまひとつ決心がつかないのであれは いつも かかっているお医者様に相談してみてはいかがでしょう 私もそうでしたけど くわしーく説明してくださいます。
−ドタ−お母さん そんなことより ちっくんで ボクが全然泣かなかったこともちゃーんと書いといてよっ すっごくがんばったのにィーッ!! ちなみに 私も夏 日本脳炎の予防接種に行きましたが やっぱり がんばりました −娘

ごっくんボリオ
ボリオは10月からしかダメというわけで9月にMMR 42日後の10月19日ボリオの2回目に行きました。こちらは注射じゃないし なんてったって副作用も ほとんどない(今まで聞いたことがない)のでMMRより ずーと気が楽ヤ。これで ひととおり 予防接種は終わりました。来年の三種混合(百日咳・ジフテリア・破傷風)の第二期まで 一年間はなーしャ ヤレヤレ。
そういえば この日 診察室から出た息子 待合室の娘の所へ かけよるなり お口アーンして 「アング アング」と説明 娘も それを見て「そーか アングって してきたのか エラカッタねェ〜!」と頭ナーデナデ・・・あの・・・かーちゃんかわろっかー!―母

   ★ピョンピョンするって楽しいねっ

娘編
娘が縄とびが跳べるようになって約一年。このたび後ろ跳びができるようになりました。今のところ連続して3回というところですが、はっきり言ってこれはスゴイッとバカな母ちゃんは素直に感動しています。
息子編
1〜2ヶ月くらい前から 手をもっていってやると両足を上げて跳べるようになっていました(つまり 何も持たないと 気持ちは両足跳びなんだけど 実は片足しかあがってない) ところが 10月上旬頃から何回かに一回は何も持たないでも 両足跳びかできるようになり 喜んで 何度も何度もピョンピョンするものだから 上達するのも早くて 10日もしないうちに連続跳びができるようになりました。もちろんお姉ちゃんの縄跳びのまねっこなんかもしてるし 水たまりを飛びこえるのを見ては まねっこして バシャッと はまったりもしてます。

   ★お姉ちゃん おいてかないで!!

お姉ちゃんは幼稚園に行くとき ボクとおててをつないで歩いてくれます。とっても嬉しい時間です。だから園についてお姉ちゃんが中に入ってしまうとちょっびり淋しい。
園長先生が「ボク、おはよう!」って声をかけてくださっても笑えないんだ。 でも毎朝のことだものガマンガマン。
待ってれば必ず帰ってくるのだし でも せっかく帰ってきても今度はお友達と遊ぶって出て行ってしまう。
「ブロックしようか?!?」とか「カンカンしよう」ってさそってくれても 誰かが 「あーそーぼっ」ってくると それをボイして 「ハーイッ」って いなくなっちゃう。これにはボクも がまんできなくて ワーッ て泣いてしまう。あんまりだもん・・・「お姉ちゃーん おいていかないでェ〜!! −息子
―ドタ― 娘が玄関に行った後を 息子もついて行くと 必ず後には 息子の泣き声が残り 少しすると私のところに来て「チャーン チャン ダーン ダーン」と泣き続けます。(これってネーチャン ドア バターンとしめたの意)
結局、外に連れ出すまでぐずぐす 最近娘に 弟に気づかれないように出て行ってねとお願いしている母ちゃんです。−母
ィャー私にもお付き合いってもんが あるんでねェ〜。
でもこの間は家の前で遊んだので 弟も連れて行ってあげました −娘

   ★おわりに

先にも書きましたように 二人の話し始めの早さは全然ちがいます。娘は 1才半で2語文 2歳前には3語文も出たりして ほとんど 私との会話で不自由をすることはありませんでした。だから比較にはなりませんが、一つ一つの名詞で最近面白いことがわかったのです。たとえば マンマやワンワン パパなどは二人とも たぶんよそんちのガキ 失礼 お子様も同じです。ところが「お母さん」は 娘は「カーカー」それが「カーチャン」になり「オカーチャン」で「オカーサン」になりました。 息子は「チャーチャン」で「カーチャン」ではありません。「オッパイ」も 娘は最初から「オッパイ」でしたが 息子は「ンパイ」から なぜか「マンマ」になり 今では「パパ」で「パイパイ」といっているつもりのようです。ところが これほど口の達者な娘は「ブーッブーッ」が「くるま」になっても トラックもパトカーも車は車でしたが 息子はサイレンカーは「ウーン ウーン ウーン」 工事の車(クレーン車など)は「ガッガーツ」 ゴミ収集車は「ガーッ」 バックする時は「ンーッ ンーッ ンーッ」とすごくこまかく分けています。
続きは またこんどね ―母

   ★おわりに(2003年11月29日 追記)

今回のドタバタ通信は店主さんが打ち込んでくれました。私はお陰様で楽チン楽チン♪他の者が書いた癖のある文字を読んで打ち込む作業はさぞかし大変なことだったでしょう。本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

それにしてもあらためて読み直すと、いつものことながらドタバタ育児をしていたんだなぁとおかしくなります。もし当時の私に会うことができたら、『2人ともとってもいい子に育つから安心してね』と言ってあげたい。ただし、中3・高3までは、ですけど・・・。