ドタバタ通信 創刊号(1988.12)

お約束どうり今回創刊号を掲載しました。1988年12月の頃を思い出して頂くも良し、お産を控えた女の心情をくみ取って頂くも良し、とりあえず創刊号です。

   ★はじめに

寺脇さんちの家族新聞が、ここに華々しく発行されることになりました。私この新聞の記者にバッテキされてしまいました。“発行”っていったって、これ一度きりになるか、今後二度三度と発行されるのか、気まぐれな編集長(寺か〜さん)の事です。この先どうなることやら・・・。記者・長女

   ★え゛〜!とうとう大阪に来ちゃったよぉ〜!!

1988年12月23日(金)11:12AM。東京駅のホームをお母さんを乗せた新幹線は大阪に向けて滑るように発車!私達の事を見送りに着てくれたパパがホームでこっちに向かってパクパクお口を動かしニッコリ手を振っている。お母さんがホロリときちゃってるのを、鋭く見ちゃった私です。

2:16PM。きゃ〜半年振りの大阪です!元気にホームに降り立った私達。おじいちゃん、おばあちゃんとの生活の始まりです。さーてどうなりますやら・・・・・。記者・長女

   ★Wa-I! oh正月だぁ〜!!

12月30日お正月休みを利用してパパが来てくれた。すごーい嬉しい私とお母さん。でも、新年が明けて1日と2日にいとこが来てくれて、やっぱり子供同士。パパも大好きだけど、いとこのお兄ちゃんの方が遊ぶの上手いんだもん。ゴメンネパパ。・・・・・・記者・長女

  ★うふふお母さん今、毎日毎日 パパに向けて×××なのだ!

東京でひとり不自由な生活を強いられているパパ、せめて気持ちを和らげる手立てとして、毎日毎日お便りしているお母さん、パパからも、たまにお返事が来ます。たまった手紙はお母さんの老後の楽しみなんだって!・・・・ハイハイ 記者・長女

  ★昭和天皇崩御“平成”という時代の始まりだ

お正月、お正月。と思っている内一週間が経った1月7日テレビの様子がいつもと違う。お母さんもおじいちゃん、おばあちゃんもじーっとテレビにくぎづけ。ずーっとご病気だった天皇陛下が亡くなられたとかなんとか、漫画も何にも無いテレビ、皆空返事ばかり、私つまんな〜い!その上8日から平成元年だぁナンテ訳のわかんないこと言って・・・。どうやら私の妹か弟は平成生まれという事になるらしい。・・・・・記者・長女

   ★おわりに

私の近況をちょっと面白い形で表したいと思い“新聞”という形にしました。たまたま今回発行した物が第一号となり第二、第三と続くのか最初で最後となるのか、全然わかりません。「ドタバタ通信」というより「ワガママ通信」と言うべきでしょうか!?(編集長・母)

いやはやお恥ずかしい創刊号でした。次回のバックナンバー(1989年1月号)では、いよいよ第二子(長男)出産記念特大号です。出産描写がかなりリアルです。

『一部紹介』・・・・・(略)オット!チョッと(陣痛が)マジになった、急にきたぞ・・・ベッドの脇のベルを押し「いきみたくなってきました、便意も・・・。」と告げる・・・・(略)・・・・トイレに座ってウ〜ンとしたら・・・あれ〜?赤ちゃん!?・・・(略)・・・・と、こんな具合です。心臓が丈夫でない方はお読みにならないほうが無難かもしれません。出産を控えた方、経験者、今後予定の有る方、又そういうご家族をお持ちの方には楽しんで頂けるかと、自負しております。